2022/11/12

「公益社団法人横手法人会 令和4年度 地域社会貢献活動事業 片山善博氏 講演会」で司会を務めました

「公益社団法人横手法人会 令和4年度 地域社会貢献活動事業 片山善博氏 講演会」で司会を務めました



コロナ禍で前年度から延期になったため、満を持しての開催です。

講演会がはじまるまで、横手マンドリンクラブによるウェルカム演奏が行われ、ミニコンサートのような心のこもった演奏に、来場者はマンドリンの魅力的な音色を楽しみました。
講師の片山先生も会場でマンドリンの演奏をお聞きになり、講演の中で大絶賛されていました。


講師の片山善博先生は、1951年岡山市のお生まれ。
東京大学法学部をご卒業後、自治省に入省、国際交流企画官、固定資産税課長などを経て、鳥取県知事を2期務められた後、2007年に退任されました。その後2010年から2011年まで総務大臣を務められ、慶應義塾大学 法学部 教授、早稲田大学 公共経営大学院 教授を経て、現在は、大正大学教授、地域構想研究所所長でいらっしゃいます。
著書に、『民主主義を立て直す』『片山善博の自治体自立塾』『日本を診る』などがあります。

「活きのこれ!地方都市 =県人口減少時代における地方都市のこれから=」と題してご講演いただきした。

導入部分では、先生の幼少期がうかがえるお話、その後では、「地方都市を安心してイキイキと過ごせる町にするために必要なこと」をご自身の経験から沢山お話くださいました。
出生率を高くすること、自分たちの住む地域で子育て支援を充実させること、男性が家庭内進出することなどが大切だとお話しされ、住んでいる地域にもっと目を向けることが大切とお話いただきました。

参加した横手市在住の40代の女性は、「文化芸術が想像力を育てる」という考え方が興味深かった、風雪を耐えて残っている伝統文化が大切だという言葉が印象に残っている。その視点で自分も横手を拠点にがんばると感想を話してくれました。

講師の片山さんの言葉は、多くの聴衆者に響いたようですね。

会員向けだけでなく、市民向けにこのような公開講座を主催してくださった横手法人会さま、ありがとうございました。

内容の濃い、有意義な講演会でした。