2023/02/26

「令和4年度横手市男女共同参画フェスティバル」司会を務めました

「令和4年度横手市男女共同参画フェスティバル」司会を務めました

「一人ひとりが輝き、自分らしく生きられるまち」をめざして、男女共同参画フェスティバルが3年ぶりに開催されました。
今回のテーマは、 あそボーサイ!まなボーサイ! 女性目線からの防災×アウトドア です!
わくわく感たっぷりのテーマです

午前の部は「心地いい家族のカタチ~女性活躍推進は共家事で決まる!~と題して家事ジャーナリストの山田亮さんの講演でした。
昨年オンラインで参加した方の再受講や、ご夫婦での参加もいらっしゃいました。山田先生のご自身の経験等をユーモアたっぷりお話してくださって、受講者は時折笑いながら、メモをとっていました。
感謝、思いやりを言葉で伝えることの大切さはもちろん、私は楽家事メニューの中の、「洗剤メーカーが教えていない部屋干しニオイ対策のポイント 」 がとても困っていたことなので、解決してご機嫌です。

(午後から司会を担当しました。)
ご来場者は、ファミリー参加が多かったように感じました。
オープニングのシャイニンガーショーに子供たちは夢中。
『がんばれ~』と元気に応援してくれました。
日頃使っているものを活用して、横手の平和を守るという特別な内容でしたから
子どもは憧れのヒーローのまねをすることが多いようですし、良いきっかけになりましたね。



そして、会場であるY2ぷらざオープンスペースにこの日限定で登場した、パパ’sサークル ピーターパンによる特製巨大ダンボールめいろ。
前日からダンボールのカット、組み立て、飾りつけまでサークルメンバーが頑張って作ったおよそ6m×5mの迷路です。
この迷路を、お子様むけに工夫して設置した「ぼうさいクイズ」に答えながらゴールを目指します。楽しそうに何回も挑戦していましたよ。
たくさんの発見があったようです。バルーンアートをプレゼントしてもらい、みんな大喜びでした。大成功!





そして、ご講演がはじまりました。”ショーの明るい雰囲気のあとは話をしにくいですね”とおっしゃりながら、会場の雰囲気をしっかり整えてくださった講師、NPO法人イコールネット仙台常務理事の宗片恵美子さん。何回かお会いしていますが、とても分かりやすく、貴重な情報をお話ししてくださいました。
「女性の視点・多様な視点で取り組む防災・減災」という演題でした。
東日本大震災発生時の避難所で多くの困難が女性を襲ったこと、その課題解決のために取り組んだ防災・災害復興に、女性の視点を反映させ盛り込んでいくこと、現在の取り組みを細やかにお話してくれました。
女性の声は、人権と多様性に配慮したものです。男女共同参画の視点から、防災を考えることは必須だと改めて思いました。



最後は、日本赤十字秋田短期大学 講師 及川真一さんより「防災×アウトドア」についてご講演いただきました。顔が広い及川さんは、お客様やスタッフとも顔見知りで、講演前から質問がたくさん寄せられていました。
普段使いのものが防災グッズになるという視点が新鮮でした。
大きな災害があったあとに慌てて準備したグッズが我が家にもたくさんあります。これは買ったままの状態に近いので、しっかり中身の点検を定期的に行い“我が家用の 防災グッズ”を携帯しておきたいなと思います。
袋にいれたままでは、いざというときに使えませんし、この12年でかなり防災グッズも進化しているんですね。キャンプ用品は最強の防災用品です。



休憩時間に、ブース、展示の紹介をしました。

会場にはアロマブースがありました。
心地よい香りに癒されました。
日常でも頑張っている女性の皆さんが、もし被災した場合。そのストレスは計り知れません。アロマが日頃からのお守りになれば…とスタッフの方がお話してくださいました。


避難所のダンボールベット体験コーナー、非常持ち出し袋の中身の紹介、講師の及川先生による防災グッズの展示も大好評でした。

そして「令和4年度横手市男女共同参画フェスティバル」は、手話通訳がありました。
このような配慮もとても大切で心地よいものでした。

最後は男女共同参画の担当課長のアルデバラン独唱でした。とても上手で感動しました。
ご説明にあったとおり、後に続く人が増えてくれることを男女共同参画でも願います。
最初から、興味をもってご参加くださった方はもちろん、シャイニンガーショーやダンボールめいろで遊ぶためにいらしたご家族も、笑顔のお子さまを見守りながらBGMにはじめて聞く男女共同参画の内容に関心をもってくれたかも。
初めて聞いたけど、すごく気になる…と心に残ったことをご家庭で話題にしてくれていたらうれしいですね。
きっと、よりさまざまな世代に開催意義を知っていただくきっかけになったと思います。