国定公園化セミナーで司会を務めました
2026年3月21日、秋田県自然保護課主催「県立自然公園の国定公園新規指定に向けたセミナー」にて、司会進行を務めました。会場は、あきた芸術村温泉ゆぽぽ バンケットホール紫苑です。

本セミナーは、田沢湖抱返り県立自然公園・真木真昼県立自然公園が国定公園(J2ステージ)に新規指定される可能性が環境省の調査から示されたことを踏まえ、行政・地域住民・観光協会・DMO・事業者などが一堂に会し、保護と利用のあり方を学ぶ貴重な機会となりました。

<主催 秋田県自然保護課加賀谷課長のご挨拶>
まず、環境省 東北地方環境事務所 国立公園課の丸山 永 氏より、国定公園化に向けた調査の背景やポイントが丁寧に示され、参加者の理解が深まる時間となりました。

<環境省 丸山氏>
続く第1部の基調講演では、道の駅やまがた蔵王 駅長の青木 哲志 氏が「国定公園ブランドをどう活かすか ~蔵王に学ぶ~」をテーマに講演されました。人の流れを生み出す取り組みや、既存の資源を大切にしながら連携して進めていく重要性が語られ、地域が未来を描くうえで大きなヒントとなりました。

<道の駅やまがた蔵王駅長 青木 氏>
第2部の座談会では、県立自然公園をフィールドに活動する方々に加え、丸山氏、青木氏も登壇し、テーマである「国定公園になったら? 〜J3からJ2へ〜」について意見交換が行われました。期待と課題、自然保護と観光活性化の両面から、地域の未来を見据えた率直な声が交わされました。

<座談会の様子>
真木真昼県立自然公園については、秋田県自然公園管理員の佐藤 良浩 氏から、原始性の高い自然や稜線の美しさ、自然と歴史が深く結びついた奥深い魅力が紹介され、会場からも大きな共感が寄せられました。
田沢湖抱返り県立自然公園については、(有)田沢湖自然体験センター代表の佐藤 裕之 氏から、田沢湖抱返りが「ただ美しいだけではなく、地域の暮らしと密接につながる自然」であることが語られました。20年以上にわたりアウトドアツアーを続けてきた経験から生まれた“自然を体験として届ける視点”は、地域の価値を未来へつなぐ大切なヒントとなりました。
質疑応答では参加者から積極的に質問が寄せられ、今後の国定公園化に向けた関心の高さがうかがえました。
司会としては、「自然の魅力」「地域の歴史」「未来への期待」が参加者の皆さまに届くよう、登壇者の言葉を丁寧につなぎながら進行しました。
今回のセミナーを通して、国定公園化は地域が自ら望み、動き出すことで初めて開ける未来であることを改めて感じました。今回の議論は、その第一歩となる大切な時間でした。今後も、地域の魅力を伝える司会進行やイベント運営サポートを通じて、地域づくりに寄り添った活動を続けてまいります。